調理師試験の受験資格

調理師資格の取得方法には二つの方法があります。
①厚生労働大臣指定の養成所で学ぶ方法…厚生労働大臣が指定する養成所で昼間は1年、夜間は1年半以上の過程を学ぶ方法で国家試験の受験は必要ないのです。卒業後は都道府県知事より調理師の資格が与えられます。

 

②試験で資格を取得する方法…都道府県ごとに実施されている調理師試験で資格をとる方法です。試験に合格すれば調理師の国家資格が与えられますが、調理師試験の受験には2年間の実務経験が必要です。調理師試験の免許を取得するための資格試験を受けるには、一定基準の条件があります。

 

条件は「実務経験が2年以上必要」です。学校、病院、寮などの給食施設、すなわち継続して1日20食以上又は1日50食以上調理する施設や、旅館や簡易宿泊などの飲食店、惣菜製造業、魚介類販売業の現場で、2年間以上の実務経験が必要なのです。この2年間の実務経験が必要であること以外の条件はほとんどありません。

 

義務教育を終了していれば問題ありません。まずは2年間の実務経験ですね。調理師免許の試験は、筆記試験のみでありで実技などはありません。筆記試験は全て選択問題です。基本的には記述式の問題はありません。このため、試験科目をしっかりと勉強すれば合格しやすい試験なのです。そして、調理師試験は都道府県ごとに実施されているために複数の受験も可能です。