調理師試験の試験内容

調理師試験の試験科目は7つの科目があります。①衛生法規②食文化概論③栄養学④公衆衛生学⑤食品学⑥食品衛生学⑦調理理論。

 

試験で出題される内容は都道府県ごとに異なっています。試験の実施は都道府県の衛生部所で行われています。調理師試験に合格するためには、一定の点数をとれば、合格できるようになっています。合格定員は決まっていないのです。

 

合格の目安として、試験内容の6割以上の得点ができれば、おおむね合格できるでしょう。ただし、1科目でもボーダーラインを大きく下回ってしまった場合は不合格になってしまいます。このため、どの科目も6割以上を取るような勉強方法が合格への近道でしょう。

 

①食文化概論…調理師実務の基本となる各国食文化や食の意義について。
②栄養学・・・栄養素についての基本的な知識や調理の方法、また人の消化器との関係について調理師の知識が問われます。
③衛生法規…国民の健康増進を目的として規定されています。
④食品学…穀類、いも類など食品の種類ごとにその特徴について問われます。
⑤公衆衛生学…調理師として気をつけるべき疾病要因について。
⑥調理理論…電子レンジなどの調理師として業務で使用する器具の扱いや食品に関する知識。
⑦食品衛生学…食品衛生法や、添加物や食中毒などの具体的な規定についての知識。